米づくり
米づくり
お米はどのようにして作られるのでしょう?
種まきから収穫までの「お米づくり」に関するお話です。
種まきまで
苗つくり
水田の準備
田植え
水管理
肥料・農薬
溝堀り・中干し
稲刈り
乾燥・調整
比重選を行い、栄養のつまった種を選ぶ。種子消毒をし、浸種を行う。酸素を充分に与えるため、1日1回は水をとりかえ、催芽(芽だし)させる。(積算温度で100℃が目安。)
|
|
床土の準備をしておく。種まきをしたら、覆土し充分にかん水する。温度や湿度を管理し、出芽させる。日当たり、温度、水分を調節し、緑化期を管理する。
稲わらや堆肥・肥料をまき、トラクターで掘り起こす。(耕うん)水をはり、田の表面を平らにする。(代かき)
|
|
苗の葉が2枚以上、草丈が12cm位になったら、田植機で、田植えをする。一定の間隔で1株4~5本の苗を植える。
|
|
田植えの後、寒さから稲を守るため、水田に水を入れ、
天気に合わせて水の量を加減する。(水が稲を保温) 肥料をまいたり、病気にならないよう農薬をまき、丈夫な稲が育つための作業を行う。
|
|
稲の根をよく伸ばし、肥料の吸収をよくするため、溝を掘り、水田の水を抜いて中干しをする。
|
|
稲の緑色が薄くなり、葉も茎も黄色く色づき、穂が垂れ下がる。刈り取る位置は、田面から5~6cm。コンバインを使うと、稲刈りから脱穀まで一度に行える。
|
|
高温での急激な乾燥は胴割れ米が発生しやすいので、
ゆっくり乾燥する。仕上がり水分は14.5~15.5%。温かいまま籾摺りを行うと、肌ずれ米が多くなるので避ける。 |