無洗米について

無洗米とは

■今までとぎ洗いで落としていた肌ヌカを、あらかじめ取り除いたお米

肌ヌカがあらかじめ取り除かれている無洗米は、水を加えるだけで炊けるのが最大の特長です。お米をとぐ必要がなくなるので、冬の寒い日でも手が冷たくならず、料理の手間が省ける上、水道代の節約にもなります。また、とぎ汁を出さないため、環境にも優しいお米です。

通常精米した後、表面に残った肌ヌカを同質の粘着ヌカではがします。この「ヌカをヌカで取る」製法は、「米は洗うもの」というこれまでの常識を覆す画期的なものです。
天然素材のヌカを利用しているので体にやさしく、健康に与える影響はありません。また、精米と無洗米化処理を一元的に管理しているので、常に安定した品質の製品をお届けすることができます。

BG＝Bran Grind（ブラン・グラインド）

ブラン（BRAN）は「ヌカ」、グラインド（GRIND）は「削る」という意味。それぞれの頭文字をとってBG精米製法と名づけられました。

• 玄米同士をすりあわせて、ヌカをとります。
• うまみ層の周りに肌ヌカが付着しているため、とぎ洗いしなければ食味が悪くなります。
• これまでとぎ洗いしなければとれなかった肌ヌカを粘着ヌカを利用してはがします。

BG無洗米の特長

従来のお米より栄養価が高く、おいしさもアップ。

これまで、精米では取り除くことができなかった肌ヌカがごはんのおいしさを妨げていました。しかしBG精米製法により作られた無洗米は、お米の表面を傷つけることなく厄介なヌカを取り除いているので、ツヤのあるふっくらとした、おいしいごはんに炊き上がります。また、とぎ洗いせずに炊けるので天然ビタミンなどの栄養分の流出がなく、従来のお米より栄養価が高いといえます。

とぎ汁による河川の汚濁を防止、水の節約にも。

お米のとぎ汁には、海、川、湖の汚染原因となる窒素・リンが非常に多く含まれています。「流し」に捨てられる台所排水の中では突出した含有量で、これが水質汚染の原因の１つとも言われています。とぎ汁を加工工場からも家庭からも出さない無洗米は、水の節約になるだけでなく、環境保全にも役立つお米といえます。

残留農薬も黄ばみの原因も除去、安全でおいしさ長持ち。

肌ヌカに残るといわれている残留農薬も、BG精米製法によってしっかりと除去しますので、安心してごはんを食べることができます。また、炊飯器で保温保存をするとごはんが黄ばんでしまうことがありますが、その原因となるヌカを完全に除去していますので、炊き上がりのごはんは白くなります。その後も黄ばみにくく、おいしさが長持ちします。